2011年6月29日

つばさ支援基金 諮問会議傍聴

つばさ支援基金の諮問会議を傍聴する機会を頂いたので行ってきました。
電話問い合わせ対応、広報あたりが主な議論の対象になっていました。議論の中身は書きませんので、以下は聞きながら考えたことです。

つばさ支援基金の現在の対象は、①70歳未満、②一般所得区分(住民税納税しているが月額53万円未満)のうち世帯年収168万円未満、③1年以上治療継続となっており、①②の条件が厳しく特に2007年時点で8000千人以上いる(治験ナビ)とされる患者数の大部分が対象となっておらず、ドタ勘ですが1割前後の500-1000名ではないかと感じました。

このPPTのようなアンケート調査も行われているので、そこの所得分布から推測する必要がありますが(これをまずやりたい)、これだけ絞っているのはやはり使える金額の総額が少ないからではないか、という印象を受けました。

これまでの取り組みを存じ上げていないので、ファンドレイジングと広報(全国に分散する1万人未満の特定病気のセグメントにどうやってリーチするか、という難問)のどちらの優先順位が高いのか、またお話をお聞きして確認して、うまく自分のコネクション・ネットワークとスキルセット(経営コンサルティング、ファンドレイジング経験、等)を活かせるように関わっていきたいと思っております。

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