平易な文章でさらりと読めますが、内容はとても大事なことを書いています。
生者の身体の重力の軽さと死者の情報化、死と死者は違うもの、死者は懐かしくて同時に怖いもの、死者との適切な距離を保たせてくれる場所、というような概念はとても面白かったし、研究してみたいというテーマに近いものがあってとても参考になりました。
それでも、一番心の琴線が動いたのは、恐山とは関係ないところの、「人が死んだらどうなるか」と問答のところでした。ここは、意図的にページの切り替えをはさんだと思いますが、実存の言葉と本の価値を感じさせる一説でした。
I will go where my love belongs to.
生者の身体の重力の軽さと死者の情報化、死と死者は違うもの、死者は懐かしくて同時に怖いもの、死者との適切な距離を保たせてくれる場所、というような概念はとても面白かったし、研究してみたいというテーマに近いものがあってとても参考になりました。
それでも、一番心の琴線が動いたのは、恐山とは関係ないところの、「人が死んだらどうなるか」と問答のところでした。ここは、意図的にページの切り替えをはさんだと思いますが、実存の言葉と本の価値を感じさせる一説でした。
I will go where my love belongs to.