2013年11月21日

CML薬の2022年までの日本市場予測分析レポート

CML薬の日本市場予測・分析なんていうレポート(Chronic Myeloid Leukemia (CML) - Japan Drug Forecast and Market Analysis to 2022)が世の中にはあるもんなんですね。これによると、日本はCMLの世界第二位の市場で、その理由としては

  • (人口自体の多さとおそらく高齢化に伴い)患者数自体が多く、
  • (国民皆保険制度のお陰で)比較的に高い割合で治療を受けており、
  • (高額医療費制度のお陰で)新しい、すなわちより薬価は高価な、第二世代の新薬に移行することも可能であり、
  • さらに、ジェネリック医薬品の浸透が低いため、パテントが切れても市場を奪われる可能性が低い
といった要素が挙げられているようです。同じくサマリーでグリベックとスプリセルが触れられているのにタシグナの名前がないのも市場の現状を表しているのかもしれないですね。
(中身を読めないのであくまで概説からの推測ですが)

Source: http://www.reportlinker.com/p01190423-summary/PharmaPoint-Chronic-Myeloid-Leukemia-CML-Japan-Drug-Forecast-and-Market-Analysis-to.html

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